ノムさんの合格体験記・ソムリエHaaaaa〜n

フランス料理「匠・奥村」調理兼ソムリエ。'07JSA認定資格に合格、料理・サービス・ソムリエの3つの顔を持つ奇才。88年より渡独し、数々のミシュラン格付レストランで部門シェフ、副料理長として活躍。97年ドイツ日本国総領事館付公邸料理人。03年帰国後は京都に滞在、06年より祇園「おくむら」勤務を経て現在に至る。
第5話 飲んでる場合じゃない?!(2009.5月更新)

見出し何度目かの授業を受けて資格勉強の全体像がはっきりと解ってきた頃のこと。授業で習った事で疑問があったり「もう少し知りたい」と思ったことを先生に聞きたいにも関わらず、時間とか雰囲気?で聞けなかったことがありました。『なら、メールでやりとりしたらいいやん』って思うでしょうが、たとえ真面目な質問内容でも【おっさん同士】で(先生すみません)長文メールはちょっと・・・(笑)。

見出しそこで、気の小さい私はどうしたかといいますと??資格取得に向けた参考書に、授業でのポイントを更に重点的に、本にも載っていないことは書き込みしながら復習しました。私的には勤務先にデカイ教本を持ち込めなかったので、この方法は随分と助かりました。ここでどんな参考書かの名前を出すと、私が塾長に怒られる(破門?)かも知れませんので、知りたい方はこっそり【優しい?竹中先生】までご質問を・・・

見出し個人個人どの様な勉強方法であれ、復習は絶対に必要です。今必要なのは資格取得に必要な事を確実に覚えること!!無茶と思われる方もいらっしゃると思いますが、『ワインを飲んでる場合では無い』のです。(その他アルコール飲料を含む)。酷な言い方のようですが、今は授業でティステングするワイン以外は禁酒してもいいぐらいです。飲むのは1次試験合格をしてからでも遅くないですし、不安な方は授業でサンプルとして出た同じワインを購入して、その葡萄品種と生産地域及びヴィンテージの特徴を復習しながら覚えるのが良いと思います。それでも不安な方はタストヴァンでのブラインドティスティングをどうぞ!(真面目に)

見出し自分でもそうでしたが、同じ様なワインを買っても価格、生産者、ヴィンテージ等により全く味わいが変わるので、『現時点では変に味覚の座標軸を増やさないほうがいい』です。ワインの味わいのバラエティ、奥の深さを楽しむのは資格習得後の楽しみ?(苦しみ?)に取っておきましょう。とにかくこの時期はワインの世界の座標軸であるフランスワインの勉強で必死でした。

次回につづく・・・
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