ノムさんの合格体験記・ソムリエHaaaaa〜n

フランス料理「匠・奥村」調理兼ソムリエ。'07JSA認定資格に合格、料理・サービス・ソムリエの3つの顔を持つ奇才。88年より渡独し、数々のミシュラン格付レストランで部門シェフ、副料理長として活躍。97年ドイツ日本国総領事館付公邸料理人。03年帰国後は京都に滞在、06年より祇園「おくむら」勤務を経て現在に至る。
第8話 あと少しで禁欲生活から解放!(2009.8月更新)

見出し祇園祭も終わり、京都の街も少し穏やかさを取り戻した頃。一次試験まであと一ヶ月を切りました。途中、当初に予定していた資格勉強のペースが遅れた事もありましたが、なんとか8月にはこれまでに勉強してきた事の復習とまとめ、過去問題に取り組む事が出来ました。

見出し資格に挑戦しょうと思ったきっかけは、仕事上の必要性とお客様からのお言葉があったから。さらに、当時の知識で過去問題がどれくらい出来るかやってみたことがあり、過去問題5年分のアベレージが55点あったので、「しっかり勉強してあと20点上乗せしたら合格出来るかな?」と思えたのも大きなきっかけでした。で、久しぶりに過去問題を試験当日と同じ時間配分で改めて取り組みました。これまで勉強してきたので目標は“5年間分全て満点”です。もちろん出題範囲は毎年変わるので必要の無い(?!)国の知識等は含まれますが、100点になるまで何度も繰り返しやっていれば自然と覚えるし、その知識もソムリエとして当然必要な事だと思って覚えました。

見出しさて、その過去問題ですが、これがなかなか100点にならない(笑)。何度も繰り返し読んでいる問題なのに 500問あると何処か忘れてしまうんですね。もちろん間違った箇所は教本で調べ直して周辺範囲の知識も含めておさらいしましたが、中途半端?に知識がある箇所ほど変な思い込みとか勘違いでニアミスをしていました。それは本番の試験でも同じミスをしやすいという事なので(事実、楽な問題で間違いしました…)もっと注意したほうがよかったです。

見出し僕もそうでしたが、井上塾受講生の多くの方が一次対策講座を受講される(もう始まってる?)と思います。何時間も集中して数百問の問題を解くのはとても疲れます(先生も…)が、半年もしくはそれ以上に多くの時間、自己負担、禁酒?からあと3ヶ月ほどで開放されると思って、この8月のラストスパートは、ほんとに受験生に成り切ったほうがいいです。特に京都は蒸し暑いし、爽やかな白ワインやロゼ、B de Bのシャンパーニュが美味しい時期なんですが…(ぐっと堪えて)。資格取得後の方がワインをより美味しく、思慮深くも、気軽にもTPOに合わせて自分が楽しめますからね。とにかく試験日当日までコーヒーとダイエットコークを連れに復習の毎日でした。

次回につづく・・・
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